< 2002年 > < 11月 > | ||||||
Sun | Mon | Tue | Wed | Thu | Fri | Sat |
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
11月6日(Wed)
- 株式会社に病院経営
「株式会社に病院経営を許すべき」という話が持ち上がっているそうだ。医療費がかかりすぎるので、棚上げになったが。
何が起きるだろうか考えてみる。
まず立地である。
そもそも株式会社は公共の福祉ではなく利益追求のために存在する。そのため作られる場所は人口の多いところ、病人が多いところが選ばれるであろう。決して過疎地域や、交通の便の悪いところには設立されない。
また病院設置をするには、或る程度のベット数が必要になる。ベット数が確保できないと診療所になる。そうすると保険点数が低くなる。(収入が減る)
しかしながら一定地域のベット数は決まっているので、勝手にベットは作れない。そのため、株式会社はどこからかベットを持ってこなければならない。行政に働きかける(圧力をかけてもらう)方法もあるが手っ取り早く、既存の病院からいくつかのベット数を買い取るか、病院ごと買い取るかをすることが予想される。
専門科。
科によって儲かる儲からないははっきりする。人手が必要の割に収入が少ないものや、訴訟リスクの高い科は敬遠される可能性が高い。そのため、株式会社病院では「小児科」「産科」「救急」はまず開設されない。時間外をねらって、24h化することを前提に救急は存在し得るかもしれない。緊急手術が必要な疾患の受け入れは考えにくい。
で、開院。
おそらくは、客商売であるため、接客態度は厳しくしつけられるため、人当たりはよいと考えられる。
待ち時間であるが、現在の予約形態(予約患者の合間に未予約患者を診る)であるならばあまり変わらないであろう。だが、これは二つに分かれると思われる。
一つ目は、完全予約制、待ち時間一切無し。待ち時間は今まで通り。結局未予約患者を一人の医師が診断し、あとで振り分けるという感じになると思われる。
これで未予約患者の待ち時間は減少する可能性があるが、結局患者が予約を守らないため破堤し、試行錯誤が繰り返されるであろう。
診察時間。
一説に「内科は一時間に六人は診ないと元が取れない」という話がある。結局これ以上でないと採算がとれないわけで、しかも利益追求をしなければならい、そもそも来た患者をその日のうちに診なければならい訳だから、診察時間は必然的に短くなるであろう。
診療時間。
これは、ずいぶんのびる可能性がある。夜の六、七時までやるかもしれない。また、土日もやるであろう。
しかしながら、あまりに遅い時間までやると入院患者の治療や診察の時間が無くなる可能性が大いにあるが。
病院には医者や看護婦だけでなく様々な職種が働いている。
事務方は本部から、掃除等は子会社から、薬局は子会社の門前薬局に誘導だろう。医薬備品の納入は子会社と思われる。
また、医療情報は金になる。漏らしてはいけないことになっているが、おそらく少なくとも社内では筒抜けになるだろう。そのため大きな病気にかかると、保険がいきなり高くなったり解約させられたりということがあり得る。また、希望もしていないのに病院内で保険の勧誘や、介護案内、健康食品の販売などが受けることになると思われる。
治療について。
治療の説明は今まで以上にされるであろう。しかしながら、「訴訟を起こさない」との一文のある分厚い同意書が導入されるかもしれない。
治療方針は、通常侵襲の低い治療から行うのが原則であるが、おそらく医療費の高額なものが率先して行われると考えれる。また、薬についてもマニュアル化されるが、少々過剰投与になるであろう。
入院期間については、保険のとかねあいにて決定される可能性がある。そのため、体調がよかろうが悪かろうが一定期間の入院が余儀なくされる可能性がある。
支払いについて。
額にかかわらず、カード払いができるようになると思われる。また、医療ローンなるものも登場すると考えられる。
そのため、高額の医療費を請求された場合、ローンの選択ができる可能性がある。現在分割払いを導入しているところもあるらしいが、利息は軽微か無しらしいが。
悪徳医療法人などができた際には、この医療ローンで患者を食い物にすると思われる。
病院がスタートして、しばらくすると採算部門と不採算が事前の調査にもかかわらず別れる可能性がある。その場合、不採算部門は閉鎖になる可能性がある。
また、スーパーがちまたに乱立し始めた頃より、個人商店がどんどんつぶれたとのごとく個人の医院等はつぶれていくと思われる。
しばらくすると、株式会社病院と公立系と、わずかに残った医院のみになる可能性がある。
このころになると、競争相手が無くなってきた株式会社病院は初期投資の回収をねらって、上記の流れをますます顕著にすると考えられる。このときの医療従事者の賃金は低下すると考えられる。
おそらくは、このころ混合診療(保険診療と保険外診療の混合診療)が許可されるようになると考えられる。それにより株式会社病院は積極的に保険外診療の比重を強める可能性がある。保険外診療で、金額の高い治療をすれば、患者の負担の増加が考えられる。
株式会社病院にて採算科をやるわけだから、必然的に公立病院には不採算科を担うことになる。だが、行政は公立病院にも採算性を求めているため、公立病院の統廃合や廃止により医療の量の低下が出てくるであろう。
最終的には、ごく一部(各都道府県に一ヶ所)の公立病院にて不採算科を、その他の病院にて採算科を行うようなるであろう。医療としては必ずしも向上しないであろう。
大きな病院であれば質がいいとは全く思えないが、そういう流れになることは間違えない。
雑記 -> 感想 #株式会社に病院経営
- 少しずつ勉強するリハビリ開始。
まだリハビリ段階。
作業 -> 勉強
- 転送量
misaki.orgの転送料を計算したら460MBぐらいあった。最近遅いと感じたのはその性かなぁ。10GBぐらいまでは文句言ってこないという話だけど。
遅いのはVB2003のせいだとおもうが・・・。
趣味 -> パソコン -> ネットワーク #転送量
- AthlonXp2600+が\39,800だそうな。
迷ったけど、やめといた。
趣味 -> パソコン -> ハード
- 秋葉原にいたらZoneAlertが売ってた。それも販売員が数人ついて。
英語版ならネットでタダで配ってるはずなんだけど、どうしたんだろう・・・。
買ってもいいかなとか思ったんだが、新宿で買おうとしたら売ってなかった。
その途中、「メモリークリーナー」も売ってたんだが、それも3000円ぐらいで・・・。実質タダのソフトなのにね。
趣味 -> パソコン -> ソフト
- 最近ますます女性に対して刹那的になってきているような気がするな。
結局女性全般的に信用出来なくなってるだけなだけど。まぁ、一番信頼していた人にだまされたからなんだろうけど、今後どうなることやら。また信用したいと思える人が現れるのやら。
雑記 -> 日常 -> 個人
- ハリー・ポッター
「ハリー・ポッター」って、イギリスでは児童書だそうな。
英語版を書店で見ると結構厚い(字はでかい)と思うんだけど、日本の子供はひらがなでもあの厚さは読まないだろ・・・。「向こうの子供は偉い」なんて思ったりした。
雑記 -> 感想 #ハリー・ポッター