日記らしきもの
4月26日(Mon)
- 患者から「うがいができなくなったんだけど、どうしてか分かる?」と聞かれる。
でもそもそもうがいとは何だろう?
うがいは、口を濯いだりするときにする。
まずうがいにはわたしが知る限り二種類ある。
- 息を吐きながら口を開けてする場合
- 口を閉じて水を口の中で濯ぐ場合
でも、どうやってやるのだろうか?
とりあえず、口の中に指をつっこんでうがいの真似をしてみる。実際に水を含んでみてうがいをしてみる。舌を出した状態でうがいをしてみる。
まず前者を口を締めて行おうとすると、息が鼻に抜けてうがいができなくなる。
後者を行うには一方の頬を膨らまし膨らましたところに水をため、他方を膨らませ膨らましていた方をしぼませ膨らんだ方に水を送る様にしなければならない。表現や方法論が間違っているかも知れない。
色々やってみつつ、うがいをする上で行わなければいけない最低条件を考えてみた。
- 鼻の方に水が入らないようにする。
- 肺の方に水が入らないようにする。
- 食道の方に水が入らないようにする。
鼻の方に水が入らないようにするには、鼻咽頭腔を閉鎖しなければならない。
肺に水が入るとむせるので入らないようにする必要がある。これは舌で咽頭に水が入らないようにするか、喉頭蓋で気道をふたする必要がある。
食道の方はどうにでもなるので言及しないです。
前者を実現するには、上記の三つの条件を満たす必要がある。後者は三つを全て満たす必要はない。
ここからは前者のみを考える。
うがいをするには、息を吐き出さなければならない。そのため、喉頭蓋で気道を完全閉鎖するわけにもいかない。(完全閉鎖できるかどうかは知らないけど)だから、どこかで隙間を空ける必要がある。
でその隙間から空気を出せばうがいができる。もし上を向いたときには、その隙間を塞げばいい。又は、水が落ちるよりも勢いよく空気を吹けばいい。
と考えてみた。時間がないのでここらで終わり。明日患者さんへの説明どうするかな・・・。
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