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11月20日(Sat)
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- いつだか忘れたが、成田のホテルでミイラが見つかった。
それに関連して某団体の主張がテレビに一斉に流れた。公共の電波にそんなくだらないものを流すのは、どうかと思うけど。今の世の中にはもっと重要なことが沢山あると思うんですけどね。「事件について放送するな」という意味では、決してありません。
ミイラの体内温度、実際に計ってもいいんですが、常識的に考えても気温と同じです。まあ、どうしても計りたい人は干物か何かで代用してくださいませ。
一応、資料を当たってみると、死体の体温は、
体温の降下の現象は、熱いものが冷えるのと同じ物理現象であるから、時間の経過に比例して一定の法則をもって降下するのが通常である。したがって、この体温降下の法則が決まれば死体発見時の体温を測定することにより死亡の時間を逆算して推定することができる。ミイラは
ただし、体温の降下は死体のおかれている環境・気象・個人差・死因等によって異なってくる。
○一般的な原則として
冬は死後10時間くらいまでは毎時2度C
春秋は死後10時間くらいまでは毎時1度C
夏は死後10時間くらいまでは毎時0.5度C
くらい降下して、最終的にはおおむね48時間以内でほぼ外気温などの周辺の環境温度に等しくなるとされている。部内用資料のため出典は示さず
死体の乾燥が腐敗、分解等の現象よりも早く、かつ高度に進むと、死体の乾物ができあがる。これがミイラである。体の水分が60パーセント以下になると細菌類の繁殖が阻止され、更に50パーセントになれば完全となる。とあります。部内用資料のため出典は示さず