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3月13日(Mon)
- オペ室に行ったら、見慣れない先生がちらほら。よくよく見たら、今日生体肝やるらしい。オペ室内中継もやってた。
でもわたしのdutyは別のオペ〜。生体肝見てー。ちょくちょく抜け出して見に行ってたけどね。(^^;;
でも抜け出したオペ、日本でうちでしかやってない珍しいヤツなんだけど・・・。オペレイターの先生、内心ムッとしてるだろうな。明後日は見るから許してちょ。
生体肝のオペ、ドナー側はうちらの先生らがやって、レシピエント側は京大の先生がやったそうな。やっぱしうちら単独じゃ無理だろうね。駒がたらなすぎですから。
その京大の先生、移植の手伝いをするために全国を渡り歩いてるそうです。ついでに他の先生が言ってたけど、めちゃくちゃうまいそうな。腸管と肝臓の癒着なんか電メスではがすぐらい。普通の人がやるとすぐに穿孔を起こしちゃうそうです。
ドナーの方のオペレイターがうちの外科の教授になっていたけど、「オペ着にも着替えてなかったぞ」と友人。もう出来ないだろうしね。
ドナーの麻酔は麻酔科の教授がかけるみたいだ。やっぱしドナーは殺しちゃまずいからね。
でも、うちの外科の教授移植するためにうちに来たんじゃなかったけか?役割果たしてくれよー。
中継は見てると患者の肝臓がえぐかったですよ。ごつごつだし胆汁が貯まって緑のまだらだしー。それに比べてドナーの肝臓のきれいなこと。
dutyオペに戻ると、ちょうどいいところ。
病変部を取って、縫い合わせるってところに来たところで、班員の一人が「次の講義がありますので、これで失礼します。ありがとうございました」とのたまう。「おーい。一番いいところなんだから勝手にきりあげんなよー」次の講義は二時間後。
この一言で、肝オペも見れなくなってしまいました。
作業 -> 勉強