日記らしきもの

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11月12日(Fri) -
- forever young
 昨日、「forever young」をやっていた。
 結局技術に問題があって冷凍しても、老化を食い止めることができなくて、恋人の前にたどり着いた頃には老人になってしまった
 ちょっとこの辺を考えてみた。

 老化のメカニズムは解明されていないが、一般的に言われているものは、組織学的には細胞内にリポフスチン(?)顆粒が蓄積する、分子生物学的にはテロメア構造の短縮化である。

 映画では、凍らすか何かして、細胞の活動を止めたと思う。
 細胞の活動が止まってしまえば、老廃物であるリポフスチンの産生は食い止められるはずである。
 また細胞分裂が止まってしまえば、テロメアの短縮は起こらないはずである。
 となると、現代に甦った主人公は老化は起こらないはずである。

 しかしながら映画では起こっている。それも、突然にだ。
 突然に起きたのだから、何らかのトリガーによって引き起こされた可能性も考える。
 彼は、凍っていた。水は、液体よりも固体の方が体積が大きい。そのため細胞中の細胞質の体積が増加して、細胞が破壊される可能性がある。破壊されたものが、細胞自身のことも考えられるし、DNAのことも考えられる。
 破壊されたものがDNAだったと考えるならば、あり得ない話ではないと考える。
 しかし、冷凍によってテロメア構造のみが破壊されたとは、考えにくい。
 他のことをも考えてみる。
 現代に甦ったというストレスが、何らかの作用をして老化?これはあんまり考えにくいかな。

雑記 -> 映像媒体 #forever young



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