はじめに
オトシンは種類にもよりますが、大幅な水質の変化に弱い種です。
水槽が安定していて、水合わせをした場合、大抵の場合問題なく導入できます。それ以外の場合、オトシンクルスと書いてある種は、落ちやすいと考えた方が良いと思います。ネグロに関しては、オトシンクルスよりも多少強い程度でしょう。
「コケ取り魚」とされていますが、茶色いコケしか食べません。コケが無くなったとき、オトシンのために餌を与えないと餓死します。
購入
飼う前に魚につけられた名前を確認しましょう。
何でもかんでも「オトシン」や「パラオトシン」と名付けているところや、オトシン類では無いもの(主にプレコ)に「オトシン」と名付けているところがあります。プレコの場合、巨大化する場合があります。
またオトシンなのにプレコと称して売っている物さえ有ります。「ピットブルプレコ」は、プレコと名付けられたオトシンです。
一般に「オトシンクルス」として売られている物は店及び時期によって種類が異なる場合があります。
珍オトシンを購入したい場合には、店員によく聞いてから購入を決めるべき。店によっては巨大化するプレコをオトシンと称して売ったり、コケ取り最高タイガーオトシン(ちゃんとやらないとすぐ死ぬ)なんてことを書いてるところもある。
店で必ず状態を確認しましょう。
- 腹がへっこんでいるもの
- 目がくぼんでいる物
- 同じ水槽の中に死魚がいる場合
- 鰭がかけているもの
については弱っている・これから弱り始める可能性があります。
導入
水合わせをしましょう。
各オトシン間の違い
- 一般に「オトシンクルス」として売られている物
結構安易に売られていますが水質変化に弱いとされています。水合わせをせずに導入すると、pHショック等で数日のうちに死亡することが多い。
- タイガーオトシン
水質変化に極めて弱い。
水合わせを十分時間をかけ行わないと導入時にすぐ死ぬ。
安定期に入ったとしても、底床を巻き上げただけで死ぬことがある。
- オトシンネグロ
オトシンクルスと比較すると多少丈夫と言われてはいる。
導入後
- 導入初期には、おかしいと思っても(個人的には)何もしない方が良い。結局いじくり回して殺すだけ。
- コケ取り目的に買ってきた場合、水槽に藻が無くなったあと放置すると餓死します。餌は必ず用意しましょう。
- コケしか食べないもの・水草に穴を開けるものがいる。
- 他の魚に餌を取られて餌が取れないと思ったら、水槽を真っ暗にしてから餌を投入する。エビが餌をかっさらうと思ったら、隔離するか、柔らかい水草を増やす等の方法がある。
餌
はじめに、オトシンにも色々種類があるため、一概に「この餌がよい」と言う物はありません。また、絶対人工の餌には慣れない種もいます。
わたしはプレコタブ、コリドラスタブを混ぜて与えています。
また、水草を餌目的で植えてます。